言うことを聞かない子には根気よく
公共の場で騒ぐ子どもに注意するには、なぜ悪いのかをしっかり言い聞かせる必要があります。
よく「怒られるからやめなさい」と人のせいにして子どもを叱る親がいますが、これだと子どもに伝わらないばかりか、まわりの目を伺って隙をつくようなずるい人間になってしまいます。
なぜ公共の場で騒いではいけないのか、それは他人の邪魔をし、他人の大切な時間を奪う行為だからです。
「あなたがアニメを見ているとき、そばでずっと大きな声を出されたらどう思うか」と例を挙げて言い聞かせましょう。
子どもでも道理に納得すれば行動は改まるはずです。
親も、子どものせいでまわりから冷たい目で見られて肩身が狭いためつい雑に「お店の人に怒られるよ」で済ませてしまいます。
親が余裕を持てない時代ではありますが、こういったしつけは子どもの将来にも関わる重要なことです。
人のせいにしたり、注意してくれた人に逆ギレするのではなく、子どもの将来を考えて根気よく教育しましょう。